9月から延期になっていた、恵子児童館での子育てステップアップセミナーを、3か月ぶりに開催しました。
今回も西日本短期大学の平山先生を講師に、自然物を使った素敵なあるモノを作りました。今回は、親子で参加してもらうセミナーだったので、お子さんと一緒に作ってもらいました。
この米袋に、児童館の周りに落ちている葉っぱや枝をくっつけていきます。そしてお子さんが米袋の中に入ると・・・みのむしになれちゃうんです!
みんなも外に出て、材料を拾いにいきました。
出来たら袋の中に入ってみましょう!
恵子児童館のいいところは、自然豊かで、外に出れば四季折々の景色が見られるところだと思います。
春は桜が満開で、目で春の訪れを知ります。夏はセミの声が響きわたり、耳で季節を感じます。秋はどんぐりが落ちていて、拾うとどんな感触なのかがわかります。冬はこうしてたくさんの葉っぱや枝が落ちています。男の子が溝を歩いて落ち葉の音を楽しんだように、お母さんが桜の葉から桜餅のにおいがすることに気づいたように、自然は五感を働かせます。
「子どもは目線が低いので、見えている世界が違う」と平山先生。だから同じものを見ても、見え方や感じ方も違うし、大人が気づかないようなことにも気づくそうです。
大人も楽しい、そして多くの気づきに繋がる子育てステップアップセミナー。二度のセミナーで、五感を意識して子どもと過ごすことの大切さを、平山先生から教わりました。
自然に触れたいけどなかなか家では難しい方もおられると思いますので、そんな方は是非、児童館を利用してくださいね。お待ちしております。